夜の街

せーねーがーる、せーねーがーる の大合唱。
おそらくセネガルのものと思われる国旗を広げて六本木の街を練り歩く外国人たち。ああそうか、今日からだったな、ワールドカップ。私は全然興味ないけど。街は警官だらけで、最初何事かと思った。どうやら六本木は、危険地帯なのらしい。外人が多いから?まぁ、盛大に暴れてもらって会社を休みにしてくれるなら、それもそれで結構なんですが。
そうか、セネガルが勝ったのか。
確か相手はフランスだったと思うが、フランスって、前回の優勝国じゃなかったっけか。
とりあえず、先週の雪辱ということで、今日は飲みに繰り出してみる。といっても、街がこの有様なので、どこへいっても満員、外人だらけ、そして騒がしい。まったり愚痴ることもできないじゃない。ドンドンジャカジャカドンドンジャカジャカ… そんな場所ばかり。六本木という場所が場所だしね。結局落ち着いたのが、うちの職場のビル隣にあるHUBというバー。ここも外人だらけだったが、まぁ他所よりは落ち着いて雑談できるレベルだった。カクテル2杯飲んで、あとは駄弁った。全然飲んだ気がしないなぁ…
来月(ていうか今月?)は、新人が配属されて、きっとその歓迎会があるだろう。とにかく、何かと理由をつけて大勢で飲みたがるんだよね。日本人て。いや、セネガル人もか。よく考えたら日本人だけじゃないな。みんなとにかく飲んで騒ぎたいのである。私はそういう場は苦手なのだけどね。他の国はよく知らないけど、この国の飲み会というのは、とにかく人付き合いみたいなものを気にしながらということになる。最初に座った席でずっと飲んでりゃ良いかといえば、偉い人やお世話になってる人みたいな人の席へでかけて注いだり注がれたりしなければならない。何この風習。面倒くさい。
ただ、飲み会自体が嫌いかといえば、そうでもない。そういう気遣いを何もしなくて良い気心の知れた人、あまり大人数でなく少数でまったりするのであれば、そういう飲みは好き。要は、愚痴りたいのである。

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