遂に私も都内進出。
しかし駄目だ、この街は。街が駄目なのではない。私には駄目だということ。でも、俳優座がすぐそこにあった。ああ、ここだったのか、と思った。どうせだから、今度HUBにでも…
みずほがヤバイことになっている。
なるだろうなぁ、とは思ってはいたけど。システムのメーカーが同じだったUFJでさえ二重引き落としとかあったんだもんね。ましてバラバラな3行のシステムが一朝一夕でくっつくとは思えない。もう数年かけてじっくりやるべき案件だろう。いや、確かに一発で合体できたらそれに越したことないわけだけど。理想ばかり高くてもリソースが伴ってなかったら実現は望めない。それはこの業界に限らないでしょう。
いろんなシステムを他メーカーと組んで開発することはよくある。いわゆるマルチベンダーの開発というのが業界標準になって久しいが、異なる会社同士の意思疎通がうまく行かないことは、悲しいかなわりとよくある。同じ会社の中でも、上下左右で意思疎通とれてないことだって珍しくないからね。会社が違うとなったらなおさらでしょう。
みずほ銀行は、第一勧銀、富士銀、日本興行銀が合体した銀行で、それまでそれぞれの銀行が違うシステムで運用してきたわけでしょう。それらのシステムが将来統合されることを想定してつくられてるなんてことはない。それらをいわば無理やり1つにしようというのが例のプロジェクト。憶測だけど、それぞれの銀行のシステムの仕様書や設計書なんてものがしっかり管理されていたかというと、あやしいんじゃないかな。ソースコードからシステムを解析するのはただでさえ苦行で、仮に新システムが古いシステムを引きずらない新規開発だったとしても、旧システムのデータは引き継がなきゃダメなわけで、そこの仕様は旧システム依存なので、データ移行が地獄の大変さだろうというのは想像に難しくない。
あれかな。でかいお客さんに「やってくれたまえ」といわれて、それをうけたベンダー経営陣が「はい!喜んで!」な感じで、いわれるままの予算、いわれるままの期間、いわれるままの仕様でデスマ確定のパターンかなこれ。