さて、書こう。
さても牛というのは色々なところに使われているものである。牛肉、牛乳、乳製品、インスタント食品、スナック菓子。まぁここまでは分かるが、薬品、化粧品なんてのにも使われているという。ここに牛への依存度を見た気がする。
狂牛病よりもっと気になるのが炭疽菌である。
あれは恐い。病原菌が郵便で配達されてくるのである。今はアメリカに限定されているようだが、同じことを誰が考えるとも知れないということが何とも不気味に恐いのである。
物理的にアメリカの菌が日本にやってくることはないかもしれない。これも必ずしもそうではないのだが。仮にやってこなくても、日本で日本人が、或いは在日の外国人が同じことをすることはできる。情報のみによって事象が伝染するということである。対岸の火事ではない。
日本でオウムがサリンをばらまいたこと。あれも戦慄の惨劇である。同じ事を、どこの国でもやれるということで、世界中が震撼した。高度情報化社会というのは、そのような情報も一瞬にして世界中に伝えることができるということ。この高速な情報インフラが、凶悪な犯罪の伝染を媒介しているという事実もあるということである。