スルメをみてイカが分かるか

養老孟司さんが、昔そう言われたのだと話していた。
養老さんは解剖学者だが、つまり、死んでいる状態のものをみて生きているときの実体が分かるか、という指摘。実際、いろんな学術研究というのは、そういう固定したサンプルを見てやっていくしかないという性質もはらんでいるのだなぁ、と思った。情報というのは、“情報”となった瞬間にその形に固定してしまうものなのである。
さて、今日は引越し先のアパートを見てきた。
もう週末となると引越しの準備ばかりしている。他のことが何も出来ない。まぁ別に何もすることもないんだけど。
見たところ、予想以上に狭いことが判明。今の部屋のモノは絶対全部入りきらない。もう少しスリム化しなければ。
まず、机が座卓と普通のデスクがあるのだが、これはどっちか却下だ。リサイクルにでも出すか。
あとコタツ。
エアコンがあるのだから、もはや必要あるまい。衣装ケースも4つあるが、それ全部はちょっとキツイ。なので、これも2つほど実家へ送ることに。
着ない服とかもいっぱいある。
そうだ、学生時代の教科書やレポートなどの書類の類。これも実家行きだな。ソフトのパッケージの箱もかなりある。捨てるわけにもいかずとっておいたら、衣装ケース1箱分くらいになっていた。これも実家へ。
そして本である。
ハードカバー、文庫、新書、漫画含めるとスゴイ量である。本はなるべく全部手元に置いておきたいのだが、しかし、物理的な広さの問題に直面してしまった以上は、これも考えざるを得まい。読まなさそうなものから優先的に実家へ送ろう。
ああ、また来週末は伝票書きだな。10通くらいになるだろうか…

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