言語学者

9月にグランドオープンするという「東京ディズニーシー」。
あれに行ってきたという人がうちの職場でもちらほらいて(弊社グループは協賛会社で、社員はオープン前に入れる優待券がもらえる)その土産にチョコレートを買ってくるのである。迷惑な話である。私はチョコレート系のものが食えない。どこかへ行った土産といえば、みんな揃いもそろってチョコレート系になる。あれは何故だろうか。うちの職場だけか?
今日、帰りの電車の中で、私の前に立っている女子高生と思しき人が、英語のノートを持って勉強していた。休み明けにテストでもあるのだろうか。それとも、この娘は受験生で夏休み最後まで勉強に追われているのだろうか。
ちょっと失礼して、そのノートを覗かせてもらった。中には「He will ~ when … で仮定法未来」だとか、「sure of~ で客観的 ~を希望する sure to do ~ で主観的 ~だと思う」みたいなことが書いてある。他にも、過去完了形だとか、仮定法で倒置が起こるだとか、いろいろ面倒な文法が細かにまとめられていた。
見ていて、なんか言語学者がやるようなことやってるな、と思った。普通、英会話するとき、こんなの意識しないよな。英語がネイティブな人からみたら、きっとマヌケに映るだろう。きれいにノートにまとめているその女子高生には悪いけど。いや、女子高生が悪いわけではない。これは、結局学校での教育方法がマヌケだということだ。
日本人は、英語ネイティブな人よりも綺麗な英文を書くことができるし、ある程度なら読むこともできるらしい。ところが、聞くことや話すこと、つまり、会話するとなった場合に、全く駄目なのだそうだ。
なるほど、何となくその理由が分かった気がする…

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