どうやら、自民党圧勝。やはり小泉人気か。
やはりメディア的な人気というのは大きい。
政党が挙ってタレント議員を担ぎ出すのも、
やはりその”人気”が欲しいから。
しかし、人気があるものが勝つ、という選挙って、
どうなんでしょ?
プロレスラーが議員になる、
落ち目のタレントが議員になる、
とりあえず有名人だから議員になる…
君たち、本当に政治できるのかい?
政治のやりくりが苦しい、というのは理解できる。
年々税収が減る中で、
福祉や介護などにかかる費用は年々増える。
収入は減るのに、予算は増やせというのだから、
赤字が増えるのは当然の話。
だから、国の債務も増えるわけだが、
何とかそいつを減らしていこう、というところで、
現状打破の意味での構造改革があるのだろう。
では、どうすれば解消できるか。
税を増やすか。増やすとしたらどの税を増やすのか。
その税をその予算に当てて良いのか。
特定財源の用途を広げるか。
他の余分な費用を削るのか。
削るとしたら、何が余分なのか。
削られた場合、その影響は…
もう議論をすればきりがないわけだが、
それをビシッと良い按配に落とす役割を果たすべきは、
他でもない政治家なのである。
であるだけに、それなりの素養と技量、洞察力と分析力、
そして未来を予見する力も必要。
つまり、本来そんな高度にインテリな仕事が
プロレスラーやタレントなどの畑違いな人たちに
果たして務まるだろうか。
ぶっちゃけ、大仁田厚、大橋巨泉、田嶋暢子みたいなのが
政治をまともにできるんだろうかというお話でして。
もし彼らが、単に人気取りのための広告塔だとするなら
政治家になった途端にその役割を終えることになるはず。