国が有罪

国が控訴を断念した。
これは、国が、熊本地裁の有罪判決を認めたということだ。
おそらく、今までの政治屋の常識では、
この結論には永遠に至らなかっただろう。
やっと国民の常識が通った。そんな感じじゃないか。
今までの政治というのは官僚主導であったといえる。
今回のハンセン病訴訟のような問題があったとしても、
官僚は、あくまで国は正当な立場でいるべきと考えていて、
それが政治判断にそのまま反映されていた。
それが今回、どうやったかはしらないが、
厚生労働省の常識のようなものを破り「断念」に至った。
この「断念」は、ハンセン病患者を虐げていたという
国の罪を認めたということなので、この判例はでかい。

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