陰謀説

わかった!わかったさんのおかしシリーズ。
(Google変換の第一候補↑)
今の民主党の先が見えない方針とか、矛盾だらけの発言とか
グダグダな予算編成とか、二転三転する首相や閣僚の発言とか
普通に考えて理解不能な現行の政権運営であるが、
これら全部に合理的な説明がつくあるひとつの予想がある。
今の鳩山氏を筆頭とする民主党の動きは、
基本的に日本の国、国民をより良い方向へ導こうとしているが、
その理想が高過ぎるか、先を見通す洞察力が極めて弱いか、
その実現方法があまりに稚拙過ぎるために、全てが空回りし
彼らの理想や意に反した方向へ流れている、という見方が
おそらく世間一般における良心的な見方であろう。
ところで、実は、それは全く逆と考えたらどうか。
つまり、民主党は、日本という国、或いは国民のことなど
はなっから考えていない。
むしろ、積極的に日本を追い落とす方向へ動いているのだ。
そう考えると、良方向に導く方策としては迷走でしかない
彼らの政治、政策が、劣方向へ導く方策としては
これほど巧妙なやり口はないのではないかとさえ思えてくる。
一見すると、国民の為を思って政治をしているが
結果的に失敗続き、だが自分たちは何とか良い方向へ行くように
頑張っている、という風にみえる。
もし、それが全て演出だとするなら、大成功してるのではないか。
つまり、失敗続きなのは確信犯(それで成功)ということだ。
彼ら民主党の筆頭議員たちは、選挙前も、そして今も
発言している内容に一貫性がないものの、およそ大口叩き。
何かやるぞと大きなことをいっては撤回を繰り返している。
普通、国民はそれで何度か騙されれば気づくものだが、
あちらはさらに口当たりの良いホラを吹いてくるので
ではそちらを信じてみようじゃないか、となってしまう。
まだ発足したての新政権だから、少し賭けてみようじゃないか
という気持ちも少なからず助けているのだとは思うが、
それにしても、何度もその口車に乗ってしまう日本国民は
平和ボケというか、ノーテンキなものである。
マスコミも、現政権となってから、あまりバッシングをしない。
ややの批判こそすれ、それもその場限りで終わることが多い。
これはこれで、事実のみを伝える報道としては
妥当な姿ではあるのだが、もしこれが前政権であったなら、
1つの細かい失言を1ヶ月以上も大きく批判し続けていた
あの報道姿勢とはあからさまに温度差があるだろう。
とりあえず、マスコミも何か明らかにおかしいが、
それはとりあえず置いといて、民主党(とその連立政権)の
ここまでの施策をみてみると
・八ッ場ダムを筆頭として現行の土木公共事業をほぼ中止に。
・アフガンの自衛隊による後方支援の中止。
・事業仕分けで、教育、環境、次世代育成関連の事業を廃止に。
・中でも科学技術関連の事業廃止、予算縮小が目立つ。
・CO2を1990年比で25%削減を国際的な場で名言。
・普天間飛行場移設の日米合意を白紙に近い扱いに。
・しかも移設計画の年内結論を見送り。
・国債発行しない→44兆円以内に→44兆円は努力目標(守れなくても良し)
・外国人参政権付与の方向で本格的に動き始める。
・党幹事長が議員、党員など総勢500人余りを率いて中国訪問。
・中国要人の来日。天皇との会見の場を無理やり設定。
まだまだあるが、とりあえずこれだけ。
これらを、日本崩壊に導くシナリオの一部として考えたらどうか。
まず、土木公共事業を一気に中止したりすれば、
それでこれまでやってた業界、その企業、その下の雇用は崩壊する。
アフガンの自衛隊支援を打ち切れば、
日本国内に対しては少なからず自衛隊派遣に反対する人もいるので、
それが民意だということを盾に、半ば強引に現場から撤退させれば
日本の国際貢献度を著しく低下させることができる。
あまり大きくないので目立たないが、先日の事業仕分けで
現政権が大事という子供や若者向けの育成事業のいくつかも
廃止や予算縮小の判定となっている。
これも地味に教育の足場を崩していく策ともとれなくはない。
科学技術関連の事業に関しては、さすがに大騒ぎになって
著名な知識人たちの反論もあって何とか持ち直しそうだが、
もしあの騒ぎがなければ、あの場に祭り上げられた殆どの
科学技術関連事業が予算削減、廃止の憂き目を見ていたはず。
殊に、つい先日パーフェクトな成功を収めたはずの
HTV事業の予算縮小という仕分けの判定は全く理解不能だが、
日本が何か成功することは避けるべき事態であるため、
不要不急などという理由をつけて予算を減らしておいて、
今後の事業拡大、及び成功を防ぐ為とみれば合点がいく。
首相が放った高いCO2の削減目標は、普通に考えて実現不可能。
これは、この目標に向けて日本の国内産業を衰退させ、
加えて、国として掲げた目標の実現が叶わないということで、
日本の国際的な地位を失墜させる。
普天間飛行場の移設計画は、この期に及んでもまだ結論がでない。
米国大統領に対して「私を信じて」といっておきながら
その全く逆の言動を取り続けている日本の首相の信用は最早皆無。
かつ、その結論を年内には出さないと名言するに至っては、
米国にケンカを売っているとしか思えない。
(その危機感のなさを、マスコミもあまり大きく取り上げない)
選挙前、国債発行はしないと言い切っていたにも関わらず、
政権をとって一転、早々に44兆円以内で国債発行すると名言。
さらに二転、やっぱり無理だから44兆円超えるかも、などと。
こんな無節操な発言を繰り返してたら、いくら対策をしても
長期金利は上がるしかない。
国債発行「しない」という発言が「する」となった時点で
既に政治家として国民との契約不履行となっているわけだが、
さらにその後、自分で数値目標を出しておきながら、
その数値目標すら守れないかもしれないと言い出すあたり、
今後その政府の言説を信じろといわれても到底無理。
国債発行しなければ財政が立ち行かないのは、
選挙以前から誰が見ても、当然、民主党もわかっていたはず。
つまり、その時点から大嘘を展開して政権奪回だけに徹していた。
ここにきて、外国人参政権付与というサブマリン政策が浮上。
しかも、その実現にかなり積極的に動いている。
在日の外国人の発言力がつくということで、
必ずしも日本国(民)にとって利とはならない意見や方針が
政治の場に登ってくる可能性が出てくる。
さらに、米国を蔑ろにする一方で、かなり中国寄りの外交が
ここ最近で目立つようになってきた。
特に、小沢氏とその取り巻き500人という大人数での中国訪問は
普通に考えて異常。
日本国民からみれば、何の意味があるのかさっぱりわからないが、
日本の実力者が子分を大勢引き連れて中国参りをするという絵は
中国が日本より立場が上であることの見せつけであるともいえる。
さらに、中国の実質ナンバー2が来日し、
通常は取次がれないはずの天皇との会見を強引に取り付けた
という事実は、日本は中国の軍門に下る準備をしているのでは、
という疑念を払うことはできない。
現在の日本の国家元首は、名目上は鳩山首相である。
しかし、その裏で彼を操っているのは、明らかに小沢氏。
その小沢氏が、もし中国のスパイだったとしたら、どうか。
上記全ての政府による施策が、日本の失墜につながるものを含め
間接的、或いは直接的に中国の利になるものばかりではないか。
実は、小沢氏は中国人ではないか!?
そう考えると、何だか全部に筋が通ってみえてくるのが
むしろ恐ろしいくらい。
…なんてね。
冗談はさておいても、そう思えてしまうくらい
今の政権運営は激マズだと思うんですよ。
いや、私は今までも政治ネタに反応してはグチってたんですが、
それでもまだネタとして扱えて、笑い話(?)にできてたので
まだ良かったんだけど、ここ最近のは性格が違うのよね。
本当に政治によって私自身(の生活に)実害が出てきそうで、
実際こんなことは初めてです。
というか、もう実害出てます。
上でも書いた長期金利の跳ね上がりは、その序の口。
これからさらに被害が拡大しそうで戦々恐々ですよ。ホント。。

コメント

  1. makiko より:

    事実かどうかは別として
    お見事!![E:good]
    筋が通っているところが怖いです。笑

  2. RORO より:

    まぁでも仕分け事業をTV公開したからこそ、批判も言えるようになったわけで・・・。
    昔は密室でやってましたからね。
    密室でやればこっちは決まった結果しか分からないからなぁ。
    公開したから、世論で修正って感じになっている事例もあるし。
    まぁ10年で借金を倍にしてくれた自民党に比べて
    民主党は5年で倍にしてくれるか・・・。
    20年で倍にしてくれるか・・・。
    (今時期減るようには思えないしなぁ)

  3. 月影 より:

    全然関係ないけど、最近、気づいたら隣の人が中国人だったりするんですよね。電車の中とか。
    事業仕分けを公開したこと自体は良かったと思います。ただ、どうせ公開するなら選定の過程から公開して欲しかったし、議論の時間も少な過ぎです。あの場に上がったものは、その時点でほぼ切る見込みのものだけでしたから。
    上の記事を書きながら思ったのは、民主党の人は、最初、本当に本気で、国債発行なし、増税なしで、あれだけの事業を全て実現できると思ってたんだろうか?と。もしそうなら、その根拠は何だったのか。もし、何の見込みも計算もなく「やれるだろう」という憶測だけで進んでたのだとしたら、借金は自民以上の加速度で増えていきそうな気がする。

  4. JOY より:

    民主党、
    あり得ないくらいダメダメですね。
    お金さえあれば、人殺しもお咎めなし!に近いタイに住んでいますが、
    この国の民主党より最悪なんじゃないかと思えて来る。

  5. 月影 より:

    ダメダメなのは彼らを選んだ国民も、かもしれませんけどね。自民党だったら良かったのかというと、まぁそれもそうでもないとは思うんですが。
    民主党がマズいところはいろいろあるけど、その大きなものの一つは、何かいろんな意味でバラバラなんですね。閣僚のいってることがそれぞれ違ってたり、同じ人でも前いってたことと今いってることが違ってたり、同じ時期の発言でも政策に矛盾してたり、「ブレてる」どころの話じゃない。
    バラバラだから、予算も外交も成長戦略なんかも、その方向性がみえないし、まとまりがない。米紙に「子供じみた」政治などと評されてるみたいですが、全くその通りと思います。

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