景気対策

小学生の頃、学校で催される遠足の道中に
先生から、リュックが重いのは弁当があるからで、
その弁当を食べてしまえばリュックは軽くなるので、
行きよりも帰りの方が楽になるのだ、と励まされた。
しかし、弁当を食べれば腹の中に入るのであり、
その総重量は行き帰りも変わらないんじゃないか。
前にも書いたかもだけど、不況というのは
社会全体の精神病という気がする。
そう思い込めば思い込むほどさらに落ち込んでいって
なかなか回復へ向かわなくなるのよね。
マスコミも、あまり煽らないでいただきたい。
不況だ不景気だというニュースばかりでは、
それが事実といえど余計不況が進行するだけです。
経済ニュースは、もう値動きだけの報道で良い。
それについてのキャスターやコメンテータの
余計な解説やら感想は述べなくてもよろしい。
転げ落ちるのは簡単だけど、登るのは難しい。
それは山も経済も同じですよ。
険しい山に登ろうとしている虫の息の登山者に、
これから先も様々な障壁がありますけど
なんとか落ちないように頑張ってください!
なんていっても萎えるってもんです。
仮にその先に困難があるのだとしても、
それを解決する手がかりとなるアドバイスをするとか、
さもなくば何とか前向きなイメージを与えるとか、
プラス方向の刺激の方が効果的なんじゃないかと。
どうも(日本の?)マスコミというのは
基本的にネガティブに物事を伝えるのが得意なようで、
ある意味楽観しない石橋を叩いた報道なんでしょうけど、
あんまり叩きすぎると弱り目にたたり目ですよ。
てか、何か市民の生活とは全然関係ないところの
政治的なネガキャンしてるようにも見えるけど。
登りたくもない山を登らなければならない状況の人に
どうやってその山を登りきらせるか。
要はそこです。
この先5合目から雨が降り始め、
6合目から気温が急激に下がり始め、
7合目以降は道はなくなり岩山です。
相当辛いです。ご覚悟を!
そんなんもう登りたくないに決まってます。
それよりも、その山を登りきった暁には
美しい絶景と爽快感が待ってます!
とでもいった方が、登る気にもなるってものです。
してみると、弁当を食べればリュックが軽くなる
という事実だけしか知らない方が、
遠足でへこたれそうな子供にとっては幸せなんです。
いや、弁当の中身は
実際は消化され分解されてエネルギーになるので
腹の中に入れば初期容量よりは軽くなりますよ。
上のは屁理屈であって、先生は正しい。
でも、結局合計の重量は変わらないんだよ
というような意地悪な(しかも不正確な)情報を
いかにもモットモらしく流布してしまうと、
子供たちは凹むしかないでしょ。
実際、人間は思い込みが激しいので
いろいろとありもしない幻覚を見てるんです。
そこをぶち壊せば、不景気どころか、
科学哲学の難問がいくつか打開します。
多分。きっと。
ううん、知らないけど絶対そう。

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