いっぺん滅んでみる?

「秋篠宮眞子内親王」が一発変換できたあなたは、
Windows MSIMEですね。
日本が新型クラスター爆弾を導入する方向らしい、
というニュースを見て、今ぼーっと思ったことを以下に。
クラスター爆弾というのは、
空中で分解して子爆弾を周囲に撒き散らすという凶悪な兵器。
投下時の爆発による被害もさることながら、
バラ撒かれた爆弾が広範囲に不発弾として残りやすく、
戦後もその地域での被害が続くというのも悪質なところ。
で、新型クラスター爆弾というのは、
子爆弾が自爆機能を備えていることから、
不発弾として残るという問題を解消しているらしい。
でも、爆弾は爆弾よね。
人は、やたら人殺しの兵器をつくりたがる。
それが自らを殺す兵器にもなり得るとわかっていながら。
そして戦争ばっかりやってる。
もう戦争してなきゃ人間じゃないといっていいくらい。
例えば、
人は核を知った瞬間、近い将来の滅亡は約束された
という考え方があるんだけど、それを認識しつつも
やはり核(特に兵器としての核)を手放せない。
藤子F作品の「征地球論」の中に、
地球人は、何も手を下さずとも遠からず自滅するはず、
そうなれば労なく地球を手に入れられるだろう、
というくだりがあるんだけど、全くその通り。
今この瞬間、空から核が降ってきて
全部消し飛んでも何の不思議もない状態にあるんだ
ということに、もう少し危機感を感じられないものか。
実は、これも自然の摂理か。
人間も地球上に誕生した生物の一種であり、
その人間の活動も自然の営みであると考えるなら、
今のこの状況もなるべくしてなったということ。
そしてその生物種が、
もうそれ以上どうにも動けなくなってしまったとき、
その生物は滅ぶしかない。
いわば、進化の頂点が進化の袋小路。
知性を得た者が持つ向上心、好奇心こそが、
同時に文明の繁栄に歯止めをかけている、
或いは滅びのトリガーを引いているのかもしれない。
行き過ぎると滅ぶ。
とすると、進化は同時に退化だね。
昔、生物が海中のプランクトン程度であった頃は、
それから将来に様々な形に進化できる可能性を持っている。
しかし、人間という形に固定してしまったら、
もうそこから如何様にも変わりようがない。
考えようによっては、
プランクトンの方が高度な生命体といえるのかも。
ちなみに、好戦的な人たちというのは大抵信心深い。
勝手に何らかの神様を信じていて、
その神様の意思とやらで正義のケンカを始める。
そういう場合の神ってのは、
単に暴走した人たちの集合意識なんだけど。
ただ、そうなることも自然の摂理であるなら、
そのうち人が終末戦争なんかをやらかすのも神の意思、
というのは、あながち間違いじゃない。
人を滅亡に追い込む最後の使徒は、
結局人自身ということだね。
とりあえず、軍事費。
その金、もっと他に回すことを考えてください。
人殺ししなくて済むしお金は浮くしで、一石二鳥じゃん。
ていうか、近々滅亡するなら
その前に私が残り人生をエンジョイできるお金がいるんだよッ。
新型クラスター爆弾とか買ってないで、税金安くしろyp!
(結局そこかい)

コメント

  1. たいら より:

    人の意識を「精"神"」って言うくらいですからね。
    生物は、世代を紡いで種としての進化をしていくものだと
    思ってましたが、死(自滅)に向かってるのですね(´・ω・`)
    私も、やろうと思った事を全て実行するお金が欲しいですw
    軍事費削って、公務員削って、何かの形で還元してください…

  2. 月影 より:

    大きなサイクルでみれば、何かが生まれて、栄えて、やがて消えていく、という繰り返しなんですよね。この成り行きはこの世の全ての現象にフラクタル的に展開してます。これは“生命”の一性質だと私は思ってますけどね。
    地球人類の歴史というのもその1サイクルのひとつとみれば、この文明がいつまでも続くわけではなく、いずれ消えてまた別のサイクルに置き換わるんだろうなぁ…という予想はできます。

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