年貢の納めどき

また騙されたくさい。
先月、「新聞を1ヶ月試読してください。試読は無料です。」
といわれたので、タダならと承諾したら、
今月になってもまだ配達されてくるのはコレいかに。
止めて貰うか。。
最近はネットで大抵事足りてるから、
紙媒体の新聞なんて基本的に読まないもんね。
(今はせっかく配達されてくるので読んでるけど。)
さて、遂にこのときが来てしまいました。
昔でいうなら、百姓が汗水垂らして働いた米を、
お代官様に献上せにゃならぬと。
それを今風にいうと「確定申告」。
こんなに納めても、
私はお役所にこれだけのことをしてもらってるのか?
と、甚だ疑問なんですけどね。
日本の所得税の税率は、
所得額によって変化するんだけど、大体10~37%。
所得が330万を超えると20%、900万を超えると30%、
みたいな具合ですね。
実際は特別控除額というものがあって、
例えば、年間1000万円の所得がある人の場合、
その3割は300万円だけど、
この場合の特別控除は123万と定められているので、
177万円が支払う税金ということになる。
それでも多いよなぁ。。
なんて思ってたら、
フィンランドとかデンマークなどの北欧諸国の税率は、
なんと50%なのだそうで。
つまり、稼いだ額の半分を国に持っていかれる。
それで不満が上がってないかといえば、
ほとんどの国民はこの政策を支持してるんだそうで。
北欧は福祉先進国とよく呼ばれていますが、
とにかく、国民が生活に不安を覚えることがない、
というところが大きいらしいです。
高齢者や障害者のケア体制も万全で、
全部国の予算で面倒みられるようになっている。
退職してもその後の生活を年金で全面的に賄える。
学校などにタダで入学、就学できる制度もある。
それで問題が全くなくはないと思うんだけど、
ここで大事なのは、
 この税金が何に使われているのか
という透明性があるかどうかじゃないかと。
北欧諸国の場合は、使途がしっかり見えていて、
その通りに国民の生活に還元できているところで、
その政治も高い支持を得ているんでしょう。
日本の場合、それがないもんね。
予算案の審議とか見ていても、どうもよくわからん。
それで私の生活はどう良くなるんだ?
国民も、個々は結局自己中心なんです。
自分の生活や興味に直接関係ないことに、
自分の払ったお金が使われることが不満なんです。
まして、自分の払ったお金が何に使われるかわからない、
というのは、不満というか不信につながるわけで。。
とはいえ、日本は日本の文化があるので、
北欧諸国を見習ってああいう風にしろとはいわないけど、
とりあえず、税金は「年貢」ではなく「投資」である、
と思えるような政策なり仕事をして欲しいもんです。

コメント

  1. makiko より:

    こんばんは。
    北欧ほどではありませんが
    カナダも税金がっぽりもってかれます。
    使い道はというと…
    特にオンタリオ州の場合、他の州の為に使われることが多く、
    なんかただばたらきっぽいです。
    カナダの場合、日本よりもっともっと不透明で
    公開制度もないため、きちんと手続きをふんでも
    税金が何につかわれているか教えてもらえません。
    自分でこつこつためて、健康に気をつけるしかないですね~

  2. 月影 より:

    カナダは連邦と州の両方に所得税が課せられるそうですね。ただ、相続税や贈与税のような財産移動の際の税金は0だそうで、それ目的でカナダに移住する金持ちもいるらしいです(貧乏人にはあまり関係ないかもしれない?)。

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